過去の会長挨拶
就任のご挨拶 2024-2025年度会長 大田 勝

この度、京都伏見ロータリークラブ第52代会長を拝命することとなりました。なにぶん力不足ではございますが、一意専心で会長の職責をつとめさせて頂きます。
皆様のご指導ご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
2024年~25年度国際ロータリー会長ステファニーA.アーチック氏は、国際ロータリーのテーマを、
「ロータリーのマジック」 -The Magic of Rotary-
とし、『誤解しないでください。私たちは魔法の杖を振って呪文を唱えるだけで会員を増やしたり、ポリオを根絶したり、世界に平和をもたらしたりするわけではありません。』 そして 『それは皆さん次第です。プロジェクトを終えるたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびに、皆さんはマジック(魔法)を生み出すのです。』と述べられました。
あわせて次のことも発表されました。
『ロータリーの行動計画からロータリーのマジックが始まる。行動計画はロータリー活動の指針となる四つの優先事項であり、クラブがより良くなるために変化し、ロータリーの強さを維持するため皆で行動計画の推進者になり、過去50年間、同じ方法でロータリー活動を行なってきたのなら、見直す時期が来ているのではないか、行動計画はクラブの強みと弱み、改善点を特定することに繋がります。』
そして、『家に帰ったらロータリーのマジックを使って世界を変えていきましょう。』
というメッセージで締め括られました。
このテーマを受けて、国際ロータリー第2650地区次年度ガバナー中本勝氏は、
2024年~25年度地区スローガンを
『持続可能なロータリーに! 共に学び、共に行動』
-Make Rotary Sustainable! Learn together Act together-
とされました。その意味として中本氏は、『歴代ガバナーの熱き情熱を受け継いで、ロータリーの原点・基本に立ち返り、奉仕と親睦を活動の両輪にして、楽しく有意義な輝きのあるロータリー活動を展開しましょう。』と述べられました。
また、地区基本方針と運営目標に以下を示されました。
- 会員基盤の維持と会員増強
- 例会の充実と活性化への支援
- 奉仕活動(社会・国際・青少年・RAC・IAC)への支援
- 職業奉仕を通じて次世代の育成
- ロータリー財団への理解と実践
- 米山記念奨学会への協力
- ロータリー希望の風奨学金支援
これらを踏まえて、京都伏見ロータリークラブの2024~25年度の方針を
「もっと愉しもう! あなたのロータリー」
とさせて頂きました。
皆様ご承知の通りロータリークラブには五つの大切な奉仕があります。
私は52代会長として、皆様と共に奉仕を通じてロータリーをもっと愉しみます。この「愉しむ」には自らの気持ち、思いから感じ生まれる心の有り様、自分自身の考え方でいくらでも変わるという、能動的にたのしむという意味を込めています。この『愉しむ』ことこそが私の京都伏見ロータリークラブへの思いであり、「受動的に楽しむ、与えられて楽しむ」を越える一年になるよう努めて参ります。
そして2024~25年度の方針には三つの柱を考えました。
第一の柱は、最も重要である『クラブ奉仕』です。
我々の目的や理念を実現するための基礎であり、親睦や友情を深めることで我々はより強固な繋がりを持てます。個々の会員がロータリーの一員として誇りや満足を得て集い喜びを感じる。そしてクラブ奉仕をより愉しむことでクラブがより発展すると考えます。
第二の柱は、『京都伏見ロータリークラブ51年間の奉仕のバトンを預かること』です。そのバトンをしっかり握り一年を走りきる、そして京都伏見ロータリークラブの歴史を一年重ね奉仕のバトンを渡しつなぎます。
今年度は社会奉仕に四年ぶりとなる京都市立呉竹総合支援学校様への奉仕事業を、青少年奉仕として京都府立医科大学附属病院の子供病院で長期入院の児童とそのご家族への音楽を用いた奉仕事業を、職業奉仕では会員に向けて特別就労支援の理解を深める奉仕事業を、国際奉仕ではグローバル奉仕委員会と連携した奉仕事業を計画しています。
第三の柱は、前年度よりスタートした新たな奉仕の取組みであるグローバル補助金事業を現年度も継続して進めていくことです。現年度はこのグローバル補助金事業の基礎づくりに、そして計画を実現するための準備に努めます。
以上が、会長方針となります。
この方針を実現するために、クラブ会員皆様の協力と支援をお願いし、会員皆様の声に耳を傾け、クラブの運営に努めます。奉仕活動に情熱を持ち、クラブの発展に貢献します。
『もっと愉しもう! あなたのロータリー』の方針を実践し、クラブの活力と魅力を高めていきます。ロータリーの理念と目的に沿って、世界の人々との友好と平和を築いていきます。
この一年間、皆様のご協力、ご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
京都伏見ロータリークラブ 第52代会長 大田 勝
就任のご挨拶 2022-2023年度会長 藤谷 礼子

京都伏見ロータリークラブ会員の皆様、本日まさに創立50周年の幕が開き、刻々と時計の針が動き出しました。京都伏見ロータリークラブ第50代会長として就任のご挨拶をさせていただきます。
我が京都伏見ロータリークラブは1973年4月20日、京都南ロータリークラブを親クラブとして創立会員22名により京都市内7番目のクラブとして誕生しました。
以来50年間の長きに亘り、ロータリー活動に邁進してこられましたチャーターメンバーの会員様はじめ、先輩諸兄には敬意を表し、ご指導いただけることの喜びに心から感謝の意を表します。
初代会長松本治平様以来今日まで、京都伏見ロータリークラブは会員皆様の努力のお陰で時代の情勢やニーズに合わせた地域の奉仕活動を実践し、青少年の育成に努め、親睦に力を注ぎ、さらには国際奉仕にも全力で取り組むなど着実に歩み続けて参りました。
しかし、この3年間は新型コロナウィルス感染症の影響で浅野会長年度から渡邊会長年度そして竹中会長年度まで、準備してきた奉仕活動も中止を余儀なくされ、各年度随分ご苦労されてこられましたが、リーダーシップを発揮され素晴らしいロータリー活動の足跡を残されたことは、今後どのような情勢になろうともロータリーは必要不可欠な団体であると確信いたしました。
2022-23年度、初の女性RI会長ジェニファージョーンズ氏はRI会長の役割をどう定義するかと質問され、「変える」という前提で会長職に就任するわけではなく、今日の文化の情勢の中で意味を持つ団体としてどうすればいいか、という観点で会長職に臨んでいると答えられました。私も同様の考えを持っています。
京都伏見ロータリークラブ初の女性会長であり、記念すべき50周年の会長に拝命されたことへの責任をどうすれば果たせるのか。常に会員の皆さまに目を配り、居心地の良い円滑なクラブ運営を目指して精一杯努力していく所存でございます。
そこで、今年度はコロナ対策に配慮しながらもコロナ禍で希薄になった例会への出席と親睦に重点を置き、記念すべき50周年の1年間を思い切り楽しみながらも少し無理をして各事業に参加することで、共に活動できる喜びを分かち合えるような1年にしたいと思っています。
末筆になりましたが、杭迫名誉委員、三上実行委員長を中心にご尽力賜っております50周年記念実行委員会が「伝統文化と芸術」をテーマとして記憶に残る50周年記念事業を実施いたします。
また、2023年4月30日には盛大かつ厳かに50周年記念式典および祝賀会を執り行います。どうか会員の皆様の念いを結集して、悔いのないよう全力で取り組み、感動のフィナーレで幕が引けますように何卒よろしくお願い申し上げます。
京都伏見ロータリークラブの歴史と伝統を築いてこられました先人の皆様と、共に50周年を迎える現会員の皆様に感謝申し上げ、就任のご挨拶とさせていただきます。
京都伏見ロータリークラブ 第50代会長 藤谷 礼子
就任のご挨拶 2021-2022年度会長 竹中 徹男
スローガン 「日々新又日新」~ニーズに合わせた活動を~

京都伏見ロータリークラブ第49代会長の就任にあたり、ご挨拶をさせて頂きます。
まず、昨年一月から猛威を奮っている新型コロナウイルス感染症により、お亡くなりになられた皆様のご冥福と、ご遺族にお悔やみを申し上げるとともに、感染された皆様の早期回復をお祈り申し上げます。
また、医療従事者の皆様、その他ソーシャルワーカーと呼ばれる私たちの生活を存続するために、日夜コロナ禍で奮闘されている皆様に敬意を表したいと思います。
漸くワクチン接種も始まり、少し明るい兆しは見えて参りましたが、日常を取り戻すには、もうしばらく掛そうです。
一年遅れの東京オリンピック2020ももうすぐ開催されますが、京都の人々が静かな祇園祭を迎えるのと同じように、この「夏の祭典」を見守ることとなりそうです。明けない夜はありません。1日も早く、全世界の皆様が平穏に暮らせる事を祈念しております。
さて、2021-22年度RI会長のシェカール・メータ氏は、ロータリアンの奉仕の目的は、人々の人生を豊かにしたいという願いで有るとの考えから、今年度テーマを「奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために(Serve to Change Lives)」とされました。
また、RI第2650地区ガバナーの馬場益弘氏はロータリーの本質に目を向け、職業奉仕を通じて自分自身だけでなく、周りの人々を守る利他的な考え方や高い道徳心を持つこと、そして人々の幸福に貢献することこそロータリーの基本であるとのお考えから地区スローガンを「活力と輝き」~ロータリーの基本を大切に~とされました。
これらのテーマとスローガンを受け、今年度京都伏見ロータリークラブ方針を「日々新又日新」~ニーズに合わせた活動を~とさせて頂きました。私は「日々新又日新」の意味を「何事にも、毎日新鮮な気持ちと心を持って取り組むことで、新たな発見や喜びが生まれる」と捉え、それだからこそ、刻々と変わり続けるニーズを掘り起こし、京都伏見ロータリークラブの歴史と伝統を大切にしながら、様々な新事業にも取り組みたいと考えています。新たな事業に取り組むには、大きな情熱と労力が必要ですが、それがひとたび成功したならば、そこには大きな成果と喜びが待ち受けています。その喜びを皆様と分かち合えるよう、ご協力をお願いいたします。
また、「会員増強」もクラブの最重要課題の一つだと思っています。新会員を迎える事により、クラブはより活性化する事でしょう。特に「多様性」を重視し、性別や職業に囚われない「会員増強」にもご協力をお願い致します。
次年度、京都伏見ロータリークラブは創立50周年を迎えます。その大きな節目を前に、49代だから実践出来る事を行って参りますのでご協力をお願いいたします。
尚、新型コロナウイルスの影響は予測不可能です。最も大切なのは、会員の皆様とご家族の安全、健康です。其れ故、ロータリー活動の変更につきましても随時ご報告をさせて頂きますのでご理解宜しくお願い申し上げます。
京都伏見ロータリークラブ 第49代会長 竹中徹男